2010年2月3日水曜日

Mozilla.orgのミラーネットワーク(2)

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Firefox 3.6が先日リリースされたのですが、ダウロードが殺到したとかそんな話はまったくありません。3.5.6/3.0.16、3.5.7/3.0.17、および3.6の各リリースの、りリース時刻を含む3日間のMozilla.org向けの使用帯域のグラフがこれです。
アップデートのリリースはESTの夕方なので最初のピークが朝に来ます。大きな山場はヨーロッパとアメリカの活動時間が重なる深夜から朝にかけてです。3.6のリリースはJSTの2時とアナウンスされていたので、そのあとにピークが来ています。ご覧の通りたいしたことはないです。

とはいえ、深夜のアジアからのアクセスがいつもより多かったです。国別の使用帯域の表を見ると、午前2時からの30分間で日本が5位に顔を出しています。実際には2時よりも前にリリースされていたので、熱心なユーザはその前からダウロードしていました。その熱心なユーザがたくさんいたのがインドネシアです。0時から2時までアジアのトップはインドネシアでした。日中もインドネシアからのアクセスが多かったです。

前回のエントリで、次回のアップデートで域内に5%を割り振る設定がBouncerに入ると述べましたが、その次回が上のグラフの3.5.7/3.0.17です。5%とは思えないほど深夜の負荷はざっくり減りました。日中のアジアからのアクセスも増えています。国別の使用帯域の表を見ると、青系に塗ったアジアの国が前回の表よりも日中に上位に現れています。初日の9時~17時を抜き出したのが下の表です。なかなか悪くないです。

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