2016年12月31日土曜日

Intel SSD 750の耐久テスト(その2)

このエントリーをはてなブックマークに追加
ftp.jaist.ac.jpでは、Intel SSD 750 1.2TBをZFSのL2ARCとして使用しています。前回に今年のクリスマスに寿命が尽きると予想しましたが、さいわいなことに外れました。以下に、書き込み量とPercentage Usedの推移をプロットしたものを示します。

2016年7月31日日曜日

Intel SSD 750の耐久テスト

このエントリーをはてなブックマークに追加
ftp.jaist.ac.jpでは、Intel SSD 750 1.2TBをZFSのL2ARCとして使用しています。このSSDの寿命が今日で残り半分になりました。NVMeのSSDの寿命は、SMARTのPercentage Usedという項目でわかります。この値が今日50%に達しました。

2016年3月5日土曜日

キャッシュのヒット率を改善しました

このエントリーをはてなブックマークに追加
サーバーを交換して以来、キャッシュのヒット率が低くストレージの負荷が高くなっていましたが、メモリを192GBから256GBに増量したことと、L2ARCをチューニングしたことにより、キャッシュのヒット率が上がりストレージの負荷を大幅に減らすことができました。

2016年2月27日土曜日

新しいストレージ構成について

このエントリーをはてなブックマークに追加
前回述べたように性能には苦しめられたものの、ストレージをiSCSIのボリュームに一度移行したおかげで、HDDのストレージを再構築できました。今回は、24スロットのSASエンクロージャーの2TBのHDDを4TBに交換して、11本構成のRAID-Z2が2組とスペア2本だったのを、6本構成のRAID-Z2を4組にしました。容量は36TBから64TBに増えました。

2016年2月25日木曜日

ようやくサーバーを交換したのですが

このエントリーをはてなブックマークに追加
前述したように、故障したHDDを抱えて性能が低下したストレージとSun Fire T2000の組み合わせを、iSCSIのストレージを接続した別のサーバーに切り替える作業を1月26日に行いました。サーバーのハードウェアは以前紹介したものです。OSは、性能とZFSの安定運用の観点からSolaris 11のx86版を選択しました。

これでftp.jaist.ac.jpの性能が改善するかと思いきや、iSCSIのストレージの性能が低くかったため逆に悪化してしまいました。ストレージの性能が低かったのは、諸般の事情でiSCSIのボリュームを束ねてRAID-Z2を組んでいたからです。RAID-Zはレイテンシの一番大きなデバイスに足を引っ張られるので、レイテンシのばらつきの大きい仮想化ストレージで組んではいけません。負荷テストをして大丈夫だったからとのことなのですが…

2016年2月22日月曜日

今年のftp.jaist.ac.jpは調子が悪いです

このエントリーをはてなブックマークに追加
今年に入ってからftp.jaist.ac.jpがすごく遅かったり、落ちていたりすることが増えています。その原因はストレージのトラブルや設計ミスですが、もうすぐ収束する予定です。

最初のトラブルは1月5日に置きました。2組のRAID-Z2のうち一方で3本のHDDが故障して、ストレージが使えなくなったのです。もともと故障したHDDが複数あったのを、ストレージの負荷が高すぎてresilverが終わらないので、あえて放置してありました。ところが、この日にHDDが1本見えなくなりとどめを刺されました。