何度か紹介していますが、Mozilla.orgのミラーサーバの選択は、各サーバのウェイトと地域に基づいて行われており、アジアのトラフィックの15%はアジアのサーバに割り当てられています。しかし、この設定では日本からグルジアやトルコにつながる確率も上がるため、ダウンロードの高速化にはあまり貢献しません。
北アメリカとヨーロッパはこの比率が50%になっていました。しかし、本日未明にこの地域の人達が、ほとんどのミラーサーバはこれらの地域にあるのだから100%でいいのではないかと言い出して、その通りに設定されました。
アジアは域内の接続性がよくないので単に比率を高めても意味がありません。それはMozilla.orgの担当者も認識していて、中国は別の一つの地域にしてあると言うのです。それなら日本も一つの地域にして、日本のトラフィックは100%日本に振ってくれないかと提案したら、この提案が通りました。
今日からはFirefoxやThunderbirdのダウンロードやアップデートは、国内のミラーサーバを介して行われるようになります。そして国内のミラーサーバの管理者は、深夜に北アメリカやヨーロッパから押し寄せるトラフィックに悩まされずに安眠できるわけです。これはうれしい。
まだダウロードをクリックすると、ほかの国に飛ばされてしまいますね。担当者は設定はしたと言っているのですが…
返信削除Firefoxが検索収入を少し返して、Googleの
返信削除CDNで配信したらいいんじゃないのと思う。
Bouncerによるトラフィック配分がまともになれば、ミラーサーバで十分やっていけるはずです。それにミラーサーバが充実している地域なら、GoogleのCDNよりミラーサーバのほうが速いですよ。
返信削除お陰さまでFirefox3.6.8にものすごい速さで更新できました。
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