これは英語版の和訳です。 内容が重複する日本語の記事を2つ削除しました。
ZFSのL2ARCは名前こそL2ですが、CPUのL2キャッシュとは大きく異なっています。次の図はZFSのキャッシュの構造を示しています。L2ARCはHDDからARCに読み込まれたブロックのみをキャッシュします。ARCのHDDに書き込まれようとしているダーティなブロックはキャッシュしません。L2ARCとHDDの間のデータ転送はありません。ZFSは要求されたブロックがARCになくL2ARCにあったときに、L2ARCからARCに読み込んで返します.
日本最強の看板を下ろしたミラーサーバftp.jaist.ac.jpの管理者の一人が、
このサーバにまつわるよしなしごとを語ります。
English versions of some posts on another blog.
2011年12月4日日曜日
大きすぎるl2arc_write_maxはよくない
この記事は全面的に間違えています。この記事はZFSのL2ARCの性能を向上させる方法として以下のものを紹介しています。
- ZFSのレコードサイズを128KBよりずっと小さなものにする
- l2arc_write_maxをより大きくする
- l2arc_noprefetchを0に設定する
2011年12月1日木曜日
L2ARCの効果を分析してみた
「L2ARCを外してみた」という記事を書き始めたのは、I/Oの帯域とヒット率からL2ARCは効果がないと思ったからです。しかし結論は逆になりました。ftp.jaist.ac.jpのワークロードは主にランダムリードです。L2ARCはランダムリードの性能を向上させるとzpool(1M)に書いてあるので、評価はIOPSで行うべきでした。
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