2018年5月16日水曜日

Solaris 11 for x86からEPYCはどう見えるのか

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$ cat /etc/release
                             Oracle Solaris 11.3 X86
  Copyright (c) 1983, 2018, Oracle and/or its affiliates.  All rights reserved.
                             Assembled 02 March 2018
$ prtdiag -v
System Configuration: Dell Inc. PowerEdge R7415
BIOS Configuration: Dell Inc. 1.2.5 03/13/2018
BMC Configuration: IPMI 2.0 (KCS: Keyboard Controller Style)

==== Processor Sockets ====================================

Version                          Location Tag
-------------------------------- --------------------------
AMD EPYC 7551P 32-Core Processor CPU1

==== Memory Device Sockets ================================
(以下省略)

2018年5月15日火曜日

ハードウェアをEPYCサーバーにリプレースしました

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最初に、5月12~13日の計画停電によるシステム停止で、ご迷惑をおかけしたことをおわびします。

このタイミングでftp.jaist.ac.jpのハードウェアのリプレースを行いました。新しいサーバーはAMD EPYC 7551Pを一つ搭載したDell PowerEdge R7415です。従来はSupermicro 2024GにOpteron 6344を4つ搭載して48コアでしたが、今回はシングルソケットで32コアとなります。

従来からJAISTは、Dellから機材の提供を受けて評価することを継続的に行っていました。今回EPYCを試したい旨打診したところ、DellがEPYCを推していることもあり、機材を提供していただけることになりました。

シングルソケットなのは、Dellが推しているのがこの構成であることと、Solaris 11 for x86のライセンス費がソケット単位なので、ライセンス費が1/4になるJAIST側のメリットが合致した結果です。

リプレースしてからhttpdの動作が安定しなくて、何度かサービスが止まっていますが、近日中に解決する予定です。サービスが安定したら、実運用での新旧サーバーの性能比較を紹介する予定です。