下に示したのはworker MPMで起動から一時間後に計測した値です。
バージョン | 2.2.22 | 2.4.1 |
接続数 | 5029 | 3697 |
リクエスト/秒 | 410 | 259 |
出力帯域 (Mbps) | 1407 | 1454 |
メモリー (MB) | 1079 | 2628 |
CPU (%) | 4.9 | 12 |
出力帯域を見る限り、どちらのバージョンも同様な負荷状況にあります。出力帯域にはFTPやrsyncも含まれていますが、HTTPがほとんどだからです。しかし、接続数やリクエスト/秒は2.2.22より2.4.1のほうがずっと小さいです。まだソースコードを読んでいないので正確なことはわかりませんが、計測方法が異なっているためではないかと思います。問題のメモリーとCPUの使用状況ですが、2.2.22よりも2.4.1のほうが2倍以上大きくなっています。
設定ファイルは2.2.22と2.4.1で同様に設定しました。これほどのメモリーとCPUの使用状況の差を説明できる違いは見当たりません。2.4.1では最初にMPMをモジュールにして試しましたが同様な結果でした。あまりにメモリーとCPUを使いすぎるので、組み込んで計測し直したのが上の結果です。稼働時間はわずかでしたがevent MPMもCPUとメモリーを盛大に使っていました。この傾向が直るまでは2.4系はftp.jaist.ac.jpでは使えないです。
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