先日壊れたSATAのディスクアレイの筐体ですが、これは寄贈してもらった試作機なので(こんなんばっかり)、修理については営業と相談してくれとサポートに言われてしまいました。お金を出して修理してまで使いたい筐体でもないので、お財布と相談して新しいストレージを調達することにしました。
日本最強の看板を下ろしたミラーサーバftp.jaist.ac.jpの管理者の一人が、
このサーバにまつわるよしなしごとを語ります。
English versions of some posts on another blog.
2009年11月8日日曜日
2009年11月3日火曜日
L2ARCがやってきた
先日ご迷惑をおかけしたばかりですが、openSUSE 11.2のリリースの前にOSのバージョンをSolaris 10 10/09 (s10u8)に上げてしまいたかったので、日曜日の18時ごろから40分ほどftp.jaist.ac.jpを止めてしまいました。
Live Upgradeを使ったので、停止時間は再起動1回の間で済むはずだったのですが、ちょっとしたミスがあって停止時間が長くなってしまいました。敗因はluupgradeと再起動の間にZFSの構成が変わっていたことでした。luupgradeしたら、すぐに再起動しましょうね。
ともあれOSのバージョンはs10u8になり、晴れてL2ARCが使えるようになりました。L2ARCはSSDをリードキャッシュに使って、ZFSのランダムリードの性能を上げることができる仕組みです。ログをSSDに書き込んで同期書き込みの遅延を減らすZILはs10u6から使えたのですが、s10u8でようやくL2ARCが使えるようになりました。
Live Upgradeを使ったので、停止時間は再起動1回の間で済むはずだったのですが、ちょっとしたミスがあって停止時間が長くなってしまいました。敗因はluupgradeと再起動の間にZFSの構成が変わっていたことでした。luupgradeしたら、すぐに再起動しましょうね。
ともあれOSのバージョンはs10u8になり、晴れてL2ARCが使えるようになりました。L2ARCはSSDをリードキャッシュに使って、ZFSのランダムリードの性能を上げることができる仕組みです。ログをSSDに書き込んで同期書き込みの遅延を減らすZILはs10u6から使えたのですが、s10u8でようやくL2ARCが使えるようになりました。
2009年11月1日日曜日
Ubuntu 9.10のリリース直後に遅かったわけ
今回のUbuntu 9.10のリリースの際に、ftp.jaist.ac.jpが本来の性能を発揮できず、日本のUbuntuユーザの皆様にご迷惑をおかけして申し訳ありません。
今回性能を発揮できなかった理由は二つあります。一つは、ディスクアレイが一つ故障していたため、代わりにJAISTの学内インフラのEqualLogicのiSCSIストレージを借りていたこと。もう一つは、Firefoxのアップデートが突然Ubuntu 9.10のリリースの前日に降ってきたことです。
今回性能を発揮できなかった理由は二つあります。一つは、ディスクアレイが一つ故障していたため、代わりにJAISTの学内インフラのEqualLogicのiSCSIストレージを借りていたこと。もう一つは、Firefoxのアップデートが突然Ubuntu 9.10のリリースの前日に降ってきたことです。
2009年10月4日日曜日
ZFSはRAIDと相性が悪い
Sun Fire T2000には最初、2GbpsのFibre Channelに対応したSATAのディスクアレイを2基つないでいました。それぞれ14D+1P+1SのRAID 5にして、2つのvdevでZFSのpoolを1つ作りました。これはRAID 5+0に相当します。
しかし、この構成はまったく性能が出ませんでした。負荷がほぼ100%のときにディスクアレイ1基あたりで約20MB/sしか出ません。1基20MB/sなら2基合わせて40MB/s、ビットにすると320Mbps、ARCの助けを借りても、ftp.jaist.ac.jpの出力帯域は450Mbpsがいいところでした。これではSun Fire T2000が宝の持ち腐れです。
しかし、この構成はまったく性能が出ませんでした。負荷がほぼ100%のときにディスクアレイ1基あたりで約20MB/sしか出ません。1基20MB/sなら2基合わせて40MB/s、ビットにすると320Mbps、ARCの助けを借りても、ftp.jaist.ac.jpの出力帯域は450Mbpsがいいところでした。これではSun Fire T2000が宝の持ち腐れです。
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