2010年9月27日月曜日

IPv6に対応しました

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第二十六回 WIDE賞(2010年秋)をもらいました。表彰文はネタなので本気にしないでください。そもそも熱と電源で困ったことはないんですよ。ディスク容量とCPUの処理能力とメモリ容量の不足とは長い間戦ってきましたけど。表彰文の後半は我々への要求なので、Zinくんがその一つであるIPv6対応をしました。アドレスは2001:200:141:feed::feedです。それっぽいアドレスですね。

インターフェイスにアドレスを振って、ftp.jaist.ac.jpのAAAAレコードを設定するだけではIPv6への対応は完全ではありません。jaist.dl.sourceforge.netなどのAレコードで150.65.7.130を返す名前にAAAAレコードを設定してもらう必要があります。sourceforge.netはすぐに設定してもらえましたが、他はまだ時間が掛かりそうです。

IPv6に対応したOSでフレッツ光ネクスト(NGN)からIPv6に対応したサイトにアクセスすると、接続が非常に遅くなる問題が以前ありました。NGNのIPv6は外への到達性がないのに、クライアントがIPv6で接続しようとして、タイムアウトしてからIPv4で接続するのがその理由です。今はNGNによってIPv6の接続がすぐに切断されてIPv4に切り替わるので、この問題はありません。

ftp.jaist.ac.jpをIPv6に対応させて困ったのは、UbuntuのISOイメージを配布しているrsync.releases.ubuntu.comのAAAAレコードを引くと、IPv6に対応しているミラーサーバのアドレスが返ることです。本家と同期したくてアクセスしているのにミラーサーバにつながるのでは困ります。しかたないので、rsyncに-4オプションを付けてIPv4で接続するようにしています。

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