前回はsun4vアーキテクチャのSolarisでネットワーク性能を改善する方法について説明しました。今回はSolaris一般についてTCPの性能を改善する方法を説明します。
TCPの性能のチューニングといえば、まずはウィンドウサイズです。必要なウィンドウサイズは、通信相手とのRTT(ms)÷1000×帯域(bps)÷8で求められます。今どきはRTTが300msくらいあるヨーロッパ相手でも50Mbpsとか出ることがあるので、2MBはほしいです。国内については、石川県から東京を経由して行くので場所によってはRTTがいくらか大きくなりますが、悪くても50ms程度なので2MBもあれば320Mbpsまで対応できます。
TCPの性能のチューニングといえば、まずはウィンドウサイズです。必要なウィンドウサイズは、通信相手とのRTT(ms)÷1000×帯域(bps)÷8で求められます。今どきはRTTが300msくらいあるヨーロッパ相手でも50Mbpsとか出ることがあるので、2MBはほしいです。国内については、石川県から東京を経由して行くので場所によってはRTTがいくらか大きくなりますが、悪くても50ms程度なので2MBもあれば320Mbpsまで対応できます。