2016年7月31日日曜日

Intel SSD 750の耐久テスト

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ftp.jaist.ac.jpでは、Intel SSD 750 1.2TBをZFSのL2ARCとして使用しています。このSSDの寿命が今日で残り半分になりました。NVMeのSSDの寿命は、SMARTのPercentage Usedという項目でわかります。この値が今日50%に達しました。
このグラフは書き込み量とPercentage Usedの推移をプロットしたものです。今日までにSSDに書き込んだ量は509.6TBです。Intel SSD 750で保障されている総書き込み量は127TBですが、ずっと多く書けています。

書き込み量とPercentage Usedは比例しているので、Percentage Usedが100%に達するまでには1PB以上書けそうです。実際には100%を超えても書けるはずなので、運用に支障をきたさない範囲で利用を続けるつもりです。

SMARTの記録を取り始めたのが3月9日で、その日にPercentage Usedが1%になりました。Percentage Usedは運用日数に対してほぼ線形に増加しているので、今年のクリスマスには100%に到達します。運用を開始したのは3月3日でしたので、10か月ともたないことになります。

一日の書き込み量は3.4TBと、SSDの容量の3倍近くを書きこんでいます。こういう使い方をする場合は、コンシューマー向けの製品を使うべきではありません。それを承知の上で、ftp.jaist.ac.jpでは耐久テストを兼ねて使っているわけですが。

[2016-08-02] 書き込み量とPercentage Usedの推移を示すグラフを追加しました。

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