2016年12月31日土曜日

Intel SSD 750の耐久テスト(その2)

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ftp.jaist.ac.jpでは、Intel SSD 750 1.2TBをZFSのL2ARCとして使用しています。前回に今年のクリスマスに寿命が尽きると予想しましたが、さいわいなことに外れました。以下に、書き込み量とPercentage Usedの推移をプロットしたものを示します。
今日の時点で、書き込んだ量は849TBでPercentage Usedは88%です。夏を境に書き込み量が減ったため、寿命の減り方が遅くなりました。この調子ですと寿命が尽きるのは3月半ば、1年持ちそうですね。

書き込み量が減ったのは、sourceforge.netのトラフィックが減ったからです。7月の第一週は6.7TB/日あったのが、9月の第一週には3.2TB/日と半分以下になりました。台湾のミラーが復活して、アクセスが分散されるようになったからだと思います。

L2ARCは、ARCからこぼれそうになったデータをSSDに書き込む仕掛けになっています。いろんなファイルにアクセスのあるsourceforge.netの流量が減ると、キャッシュからデータがこぼれにくくなり、書き込み量が減ることになります。


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